配当の再投資、あるいはTポイントロンダリングによる生活配当投資は、自分のもともとの資金以外からの「報酬」です。お金に変えてしまえばすべて同じ「円」になりますが、配当枠を作ってそれを何に使ったかを把握しておくことは、再投資における金銭感覚を新たにする効果があり、ぜひともやるべき行動です。
億り人たちのポートフォリオ内訳は「タダ券」の嵐
億り人たちのよくある英雄伝は「１００万円ではじめて１億獲得した！」というようなもの。これは厳密にいえば、９９００万円分のタダ券の積み上げによる成果、なのです。ゲインすべてをタダ券認定するのは簡単ですが、それだとすべてもったいなくて身動きが取れなくなることがあるので、わたしは「配当」「配当関連収益」「Tポイントロンダリングで得た円貨」の３種類を「タダ券」として認定することにしました。
ヤフーファイナンスにまとめなおす
タダ券効果を毎日実感するために、証券会社で自動生成されるポートフォリオとは別に、タダ券価格を設定できる外部サービスのポートフォリオ機能を活用してみます。
たとえば、上のポートフォリオ例では、エクソンモービル２株とテスラ１株をタダ券で購入したことが一目でわかります。購入価格を「０．０１ドル」に設定しているので、含み益がはんぱない規模になっています。これを通常購入で得たものと比較し合計額を出してみると、圧倒的に含み益、な状態になるのです。これを常に見ることで、銘柄の含み益・含み損の状態をまったく違う角度から見ることができるので、投資におけるトレーディングに余裕が出ることでしょう。
実際に買った金額も、忘れないように備考欄に書いておくと、より実態を把握することができるでしょう。
