相場録2020年11月

  • 2020年12月3日
  • 2020年12月16日
  • 相場録

◆11月5日(木)大統領はまだ決まらない

  • NYダウ 7:20 27,847.66 +367.63 +1.34%
  • ナスダック総合 7:15 11,590.78 +430.21 +3.85%
  • 日経平均株価 15:15 24,105.28 +410.05 +1.73%
  • TOPIX 15:00 1,649.94 +22.69 +1.39%


大統領選2日前から爆謄が始まる、というアノマリーがあるらしい。

◆11月6日(金)

  • NYダウ 7:09 28,390.18 +542.52 +1.95%
  • ナスダック総合 7:15 11,890.93 +300.15 +2.59%
  • 日経平均株価 15:15 24,325.23 +219.95 +0.91%
  • TOPIX 15:00 1,658.49 +8.55 +0.52%

Fear & Greed 指数は、2日間大幅上昇したけどまだFear

◆11月9日(月)

  • CME日経平均先物 円建 24330 -10
  • NYダウ 28323.4(-66.78)
  • ナスダック総合 11895.230(+4.303)
  • 日経平均株価 24839(+514.61)
  • TOPIX 1681.90 +23.41
  • 東証一部値上がり↑:1399 値下がり↓:695 変わらず:85
  • 出来高: 12億2787万株 売買代金:2兆6493億円

米民主党のバイデン氏が現地7日に米大統領選で当選を確実とし、勝利を宣言。追加経済対策への期待などから、日本時間9日の時間外取引で米株価指数先物が上昇した流れを受け、買い優勢の展開となった。一巡後、利益確定売りに抑えられ、大引けにかけて上値が重くなった。
外国為替市場で1ドル=103円台前半まで円高が進んでいるが、足もとこれを警戒する動きは見られない。企業の決算発表が終盤を迎えるなか、総じて7~9月期の回復色が顕著で、好決算銘柄を物色する動きも全体相場を押し上げた。

業種別では、住友電工<5802.T>、フジクラ<5803.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株や、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密株が上昇。ソフバンG<9984.T>、NTT<9432.T>などの情報・通信株も堅調。川崎汽<9107.T>、商船三井<9104.T>、郵船<9101.T>などの海運株や、トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>、いすゞ<7202.T>などの輸送用機器株も買われた。エムスリー<2413.T>、楽天<4755.T>などのサービス株や、クボタ<6326.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株も高い。

 半面、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株が下落。エーザイ<4523.T>、参天薬<4536.T>などの医薬品株も売られた。国際帝石<1605.T>などの鉱業株や、ゴールドウイン<8111.T>、デサント<8114.T>などの繊維製品株も安い。JR東日本<9020.T>、JR西日本<9021.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株も値を下げた。

 個別では、アシックス<7936.T>、アイスタイル<3660.T>、日本アG<3751.T>(監理)、メディシス<4350.T>、エフオン<9514.T>、蛇の目<6445.T>、A&D<7745.T>、よみランド<9671.T>(監理)がストップ高。半面、スクエニHD<9684.T>(前場に一時ストップ安)、タカミヤ<2445.T>、不二製油G<2607.T>、クックパッド<2193.T>、オープンドア<3926.T>などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、27業種が上昇した。

個別では、ソフトバンクグループ<9984.T>が売買代金トップで大幅高。ファーストリテイリング<9983.T>も急伸。東京エレクトロン<8035.T>、レーザーテック<6920.T>、信越化学工業<4063.T>など半導体関連が買われたほか、トヨタ自動車<7203.T>ホンダ<7267.T>など自動車株も高い。アシックス<7936.T>、アイスタイル<3660.T>、日本アジアグループ<3751.T>、メディカルシステムネットワーク<4350.T>、エフオン<9514.T>、蛇の目ミシン工業<6445.T>、エー・アンド・デイ<7745.T>などはストップ高となった。

 半面、エーザイ<4523.Tが急落。任天堂<7974.T>が1000円を超える下げとなったほかJAL<9201.T>も大幅安となった。スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>は一時ストップ安に売り込まれた。参天製薬<4536.T>、不二製油グループ本社<2607.T>、クックパッド<2193.T>、シャープ<6753.T>なども急落した。

◆11月10日(火)コロナワクチン第1号承認。ファイザー砲

  • CME日経平均先物 円建
  • NYダウ 7:08 29,157.97 +834.57 +2.95%
  • ナスダック総合 7:15 11,713.78 -181.45 -1.53%
  • 日経平均株価 15:15 24,905.59 +65.75 +0.26%
  • TOPIX 15:00 1,700.8 +18.9 +1.12%
  • 東証一部値上がり↑:1337 値下がり↓:788 変わらず:54
  • 出来高: 20億6535万株 売買代金:4兆746億8000万円

売買代金は4兆円を上回る活況ぶりで5月29日以来約5カ月半ぶりの高水準だった。

米国株
ファイザー&ビオンテックのコロナワクチン試験結果良好報道で爆上げ開始も、後半ぼこぼこ

ファイザーはいってこい相場。


10年債利回り0.951
ドル円が急変105円台回復
ワールド展開銘柄が下がったのは、為替差損なのかな
SaaS系など高PSR株は全滅
逆に金利商売の金融は急騰
全面高ではないのでお祭りさわぎ、と言うのはおかしい

資金シフトの動きが反映される形。
上昇:空運、陸運、不動産、鉄鋼、金融セクター
下落:半導体など電機セクター、ゲーム関連・オンライン関連といったコロナ禍で買われた銘柄に売られるものが目立った

個別では、メガバンクが高く、オリエンタルランド<4661.T>も大きく買われた。リクルートホールディングス<6098.T>が値を飛ばし、航空会社株も揃って大幅高となった。資生堂<4911.T>も上昇。ヤマハ発動機<7272.T>が活況高となったほか、寿スピリッツ<2222.T>、関西みらいフィナンシャルグループ<7321.T>、テイクアンドギヴ・ニーズ<4331.T>、ラウンドワン<4680.T>、ジャムコ<7408.T>などストップ高銘柄も相次いだ。

半面、ソフトバンクグループ<9984.T>が軟調、任天堂<7974.T>が大きく売られ、ソニー<6758.T>も値を下げた。ファーストリテイリング<9983.T>、エムスリー<2413.T>も安い。オイシックス・ラ・大地<3182.T>が急落、ブイキューブ<3681.T>の下げも目立つ。メディカル・データ・ビジョン<3902.T>、アイティメディア<2148.T>、ケネディクス<4321.T>などはストップ安となった。

◆11月11日(水)

  • CME日経平均先物 円建
  • NYダウ  29420.92(+262.95)
  • ナスダック総合 11553.856(-159.927)
  • 日経平均株価 11/11 25,349.6(+444.01)
  • TOPIX 11/11 1,729.07
  • 東証一部値上がり↑:1614 値下がり↓:493 変わらず:69
  • 出来高:16億8320万株  売買代金:3兆4841億円

米国株。
ファイザーが9日に新型コロナワクチンの治験で高い有効性を示したと発表したことを引き続き好感する買いが流入した。経済活動の正常化への期待から★景気敏感株が買われNYダウは上昇したものの、★米長期金利が上昇するなかハイテク株は売られナスダック指数は続落した。ボーイングやデルタ航空が高く、マクドナルドやウォルマートが値を上げた。★原油価格の上昇でシェブロンが買われた。半面、アマゾン・ドット・コムやアップル、マイクロソフトが安く、エヌビディアやアドバンスド・マイクロデバイシズが下落した。ズーム・ビデオ・コミュニケーションズが売られ、セールスフォース・ドットコムが安い。

キーワード:景気敏感株、原油高、長期金利急上昇で高PSR銘柄暴落

◆11月12日(木)ベテランズデイで債券市場はお休みだった

  • CME日経平均先物 円建 25580 + 160
  • NYダウ 6:54 29,397.63 -23.29 -0.08%
  • ナスダック総合 7:15 11,786.43 +232.58 +2.01%

米国株
長期金利がどうなったかがより注目される。ハイパーグロース株の暴落続くか。

長期金利の動向。

ダウ。9日に跳ねて継続して上昇。きょうはついに調整。

米大統領選挙で民主党のバイデン候補が勝利したことや、新型コロナワクチンワクチンの開発期待などを材料視し、NYダウは、10月30日終値(2万6501.60ドル)から前日までに2900ドル強(約11.0%)の上昇をみせていた。短期的な過熱感が警戒され、利益確定売りが優勢だった。一方、直近で軟調な展開だったハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、アマゾン・ドット・コム<AMZN>やアップル<AAPL>、マイクロソフト<MSFT>が買われ、同指数の上昇をけん引した。

◆11月17日(火)テスラS&P500に採用

11/19のテスラ株。ずっと横ばいだったので、#一目均衡表 で状態を確認していたんだが、

①転換線のGC
②転換線と基準線の上向き化
③遅行線上抜け(これが一番の事件)
で上昇が確定した感。
13日前の雲下抜け危機の時の下ヒゲ転換も「おお。耐えたな!」と思ったものだった。

◆11月19日(木)

  • CME日経平均先物 円建
  • NYダウ 7:08 29,438.42 -344.93 -1.16%
  • ナスダック総合 7:15 11,801.6 -97.74 -0.82%
  • 日経平均株価 15:15 25,634.34 -93.8 -0.36%
  • TOPIX 15:00 1,726.41 +5.76 +0.33%

米国株
持ち株のテスラがS&P500採用決まってから2日目。これがPFをけん引中なのと、その他銘柄もおおむねプラスで推移したので、ダウナス下げの実感がわかず。
Fear & Greed 指数はきのう69のExGreed手前だったらしいが、今日は下がってGreed

VIX指数はまだ動かず。

◆11月20日(金)

NYダウ 7:22 29,483.23 +44.81 +0.15%
ナスダック総合 7:15 11,904.71 +103.11 +0.87%
日経平均株価 15:15 25,527.37 -106.97 -0.42
TOPIX 15:00 1,727.39 +0.98 +0.06%

◆11月24日(火)Extream Greed

  • CME日経平均先物 円建 25935 + 395
  • NYダウ 7:02 29,591.27 +327.79 +1.12%
  • ナスダック総合 7:15 11,880.63 +25.66 +0.22%
  • 日経平均株価 15:15 26,165.59 +638.22 +2.50%
  • TOPIX 15:00 1,762.4 +35.01 +2.03%

米国株
新型コロナウイルスワクチン期待感。エネルギー、工業が買われる。大型株は売られる。金融、AD、各セクターの中で売り込まれた銘柄、原油関連が高い印象。米総合購買担当者景気指数(PMI)が57.9と、10月の56.3から
上昇し、2015年4月以来の高水準を付けたことも支援材料

テスラが新値つけて上昇。目標株価1000ドルとか、うれしいことを言ってくれるへんなアナリストが出現して騒ぎに。パランティアも新値でさらに上昇。ダブルバガーの値固め。

VIX指数はやや下落。22.72 -0.98 -4.14
Fear & Greed は75でExtreme Greed。高値警戒サインが出る。

前回は8/30につけ、この2日後に天井を付けて12日間かけて約13%ナスダック は下落。

日本株
踏み上げ相場。逆セリクラ。

◆11月25日(水)

  • CME日経平均先物 円建
  • NYダウ 7:11 30,046.24 +454.97 +1.54%
  • ナスダック総合 7:15 12,036.79 +156.15 +1.31%
  • 日経平均株価 15:15 26,296.86 +131.27 +0.50%
  • TOPIX 15:00 1,767.67 +5.27 +0.30%

米国株
GMがカリフォルニア州で環境規制に対する訴訟を取り下げたことで、EV関連株が上昇も銘柄ごとにまちまちな展開。テスラは上昇。Fear&Greed指数は88で「投資家たちは超ゴキゲン」。VIX先物を仕込む時が来た。

日本株
指数は上ヒゲに近い十字線形。

◆11月26日(木)米国株は感謝祭に突入

  • CME日経平均先物 円建
  • NYダウ 7:33 29,872.47 -173.77 -0.58%
  • ナスダック総合 7:15 12,094.4 +57.62 +0.48%
  • 日経平均株価 15:15 26,537.31 +240.45 +0.91%
  • TOPIX 15:00 1,778.25 +10.58 +0.60%

今夜のアメリカ市場がないので、日経平均が世界の先行指標化。