ふだんのくらしの中で得られる「ポイント」。そのひとつであるTポイントが証券投資にも使える時代になりました。私が相場復帰するときの決断材料として、この手段は活用しなければ、と思ったもので、今後私の投資法の中で重きを置く方法になります。
Tポイントは生活必需品を買うとついてくることが多い
最初はツタヤのレンタルでついていたポイントですが、提携店舗が劇的に増えた結果、食料品の購入やガソリン代の支払い、外食での支払いなど、付与されるチャンスは多様化しています。ネットショッピングでもヤフーショッピングで付与されることが多く、楽天ポイントと並んで日常的なポイントになっていますよね。
私の利用履歴をレビューすると、食料品など生活必需品を買うことでついてくることが多いのに気づきました。どうせもらうポイント、これを資産化してしまえば永久にポイントが支払われるしくみができるのではないか、と考えました。
全国平均の食糧費支出は年間76万円
総務省家計調査の2020年8月版によると、全世帯の食糧費支出は年間76万円だそうです。Tポイントはスーパーなどで買い物をしたときに得られることが多く、ここをTポイント化するとどうなるのか、というと。。
76万円 ÷ 200円1ポイント = 3800ポイント/年
という結果が得られます。 毎年3800円分の株を1株買うことができるわけです。さらに、1株5%くらいの年間配当をもらえる株にしたら、毎年配当を生む資産に化けます。
もっとも、この単純計算では3800ポイントゲットですが、ガソリン代や外食などにも付与されるので、各種工夫をすれば年間15000~30000ポイント獲得はたやすい、と私は実感しています。年間3万ポイントを配当利回り5%の株に投じた場合、毎年1500円分の配当をもらえるわけで、Tポイントの無限運用を得ることができる、と解釈できますね。
1単元から買えて配当利回りの高い傾向の米国株を買う
日本の株式投資制度は、単元株制度が基本で、100株や1000株を最低購入単位として指定しているものばかりです。単元未満株という、証券会社が独自運用している銘柄も増えてきていますが、売買の制約がありすぎることと、手数料率が2割近くもかかるとんでもない損取引モノなので、少額投資家にとっては不利なことばかりです。
いっぽう、米国株は基本的に1株から購入できるので、銘柄選択肢は日本株よりはるかに広がります。かつ、株主還元で配当を出すことを重視している会社がたくさんあるのと、その配布が年間4回あるので、Tポイントをすぐに株に転用することができ、資産効果を早く得られる利点を感じます。
Tポイントで生活必需品の買い物をしてはいけない
Tポイントで株式投資ができるようになった以上、Tポイントは身近に手に入りやすい資産である、という認識をもつべきです。こういったポイントをゲットすることを趣味にしているポイ活をする人たちの多くは、ゲットしたポイントで石けんやおせんべいを買って喜んでいますが、とんでもないバカなことをしている、と私には見えます。
10000ポイントの元手で、500ポイント分の配当が毎年永遠に入ってくるわけです。これに運用要素を加えれば、10年後はそれなりの資産になっているわけで、わたしはポイ活宣言をしますがその運用は資産として考えてやっていきたいと思います。