◆1月5日(火)
日経平均株価 27,158.63 -99.75 -0.37%
TOPIX 1/5 1,791.22 -3.37 -0.19%
ジョージア州上院議員選の決選投票の結果に対する不確実性とコロナウイルスの週末の急増に対する懸念が悪化してダウナスは下落。安値更新でチャート悪化したものが不利で、何を持っていたかで投資家に明暗が出た相場。私は貧乏くじの方だった。#相場録 #ダウ #ナスダック
◆1月6日(水)
CME日経平均先物 円建
NYダウ
ナスダック総合
日経平均株価 1/6 27,055.94 -102.69 -0.38
TOPIX 1/6 1,796.18 +4.96 +0.28%
米国株。OPEC合意で原油高。エネルギー株が相場のけん引役。ISM指数が予想を上回る好内容も後押し。ジョージア州の上院選は投票が終わりどうなるか。トリプルブルーを織り込む動きがこれで終わったかは疑問。抱き線で引ける銘柄多数。
ワースト10がおもしろかった
1 バイオナノ・ジェノミ… BNGO 4.95 -31.25%
2 メルサナ・セラピュー… MRSN 18.7 -29.49%
3 ニューリンク・ジェネ… LUMO 23.5 -24.46%
4 ミレンド・セラピュー… MLND 1.69 -17.96%
5 ジェネレーション・バ… GBIO 24.9 -17.22%
6 (株)ファミリーマート FYRTY 20.81 -16.36%
7 ファイブハンドレッド… WBAI 8.41 -13.30%
8 エバン・インターナシ… EBON 6.2 -13.17%
9 インタレクソン PGEN 9.57 -12.60%
10 サナラ・メドテック SMTI 40.41 -11.52%
◆1月7日(木)
CME日経平均先物 円建
NYダウ 6:58 30,829.4 +437.8 +1.44%
ナスダック総合 7:15 12,740.79 -78.17 -0.61%
日経平均株価 15:15 27,490.13 +434.19 +1.60%
TOPIX 15:00 1,826.3 +30.12 +1.68%
ジョージア州上院選の結果予測で民主党有利。トリプルブルー化をプレ市場で織り込む動き(=かなりマイナス)で覚悟もふたを開けるとダウ最高値更新。追加経済対策、実は民主党案の2000ドル支給が現実味を帯びるよね、と投資家の多数が気づく(追加経済対策は600ドルに妥結も民主党案2000ドルをトランプが指示したが、上院で共和党がブロックして結局600ドルに下げられた。しかし上院が民主党優位になったので、2000ドル案通過することになる)。
ナス下げ。長期金利1%台に。VIX指数プラス(え?)。金融、エネが大きくプラス。情報通信が下がる。軍事利用の可能性、中華系銘柄の投資禁止(上場廃止)が再びぶり返す。中華系銘柄中盤中折れ。首都ワシントンで親トランプ派のデモが騒乱化も影響したようだ。
PSR分析に使ってる19銘柄は、アゴラとフルジェント以外下落。ナスダック銘柄の最近の話題株ほど下がっている。My PFではETSYがダメダメ。ただ、おっかけPSR分析ではほぼすべての銘柄が第一株価メドを達成しているので、それ以上は一種の「割高」状態だった、とも言える。
◆1月8日(金)
米国株 はロケットデイ。変化日か。ダウナス続伸。高値更新。議会で大統領選の勝者が確定。トランプ事実上の敗北宣言で不透明感後退。バイデン政権を織り込む動き加速
Wall Street Week…
Ethereum $ETH: +60%
Plug Power $PLUG: +59%
Futu $FUTU: +41%
Bitcoin $BTC: +38%
Bilibili $BILI: +38%
Lemonade $LMND: +31%
Tesla $TSLA: +25%
NIO $NIO: +21%
Roku $ROKU: +20%
Crude Oil: +8%
Nasdaq 100 $QQQ: +1.7%
Gold: -3%
LongTerm Treasuries $TLT: -4%
Silver: -7%
◆1月12日(火)
米国株
長期金利上昇でハイテク株が下落。指数も連れ安。
ツイッターが8%近い暴落。トランプ大統領のアカウント永久凍結で。トランプ効果でツイッター株価は4年間で3倍超まで伸びたが、トランプとの蜜月関係もこれで終わりか。
◆1月13日(水)
米国株
長期金利上昇の要因。ジョージア州の上院選で民主党候補勝利。50対50になったことでトリプルブルー。
財政出動がより多くなる、という懸念で上昇した。
期待インフレ率の上昇。すでに2%を超えている。
FRBの目標は2.0%なので、これ以上のアップは重くなる。オーバーシュート=FRB引き締めが起こる
実質金利
10月のナスダック急落局面で、実質金利が上昇。-0.8%FRBがバブル警戒発言をくりかえした。
今回の実質金利はそのときよりも下だが上がってきているのは注意。
実質金利上昇は株にとって大マイナス。
FRBは見ている。「債券購入の縮小は余裕をもって警告する」地区連銀総裁。タカ派的発言。金利上昇に関してあまりおさえないの?と金利上昇が始まっている。
今週もFRB要人発言が続くので、FRBの実質金利に対する見方(上昇は「早い」と見ているのか?容認か?=引き絞め口実づくり)が注目される。
ハト派発言とタカ派発言のバランスを取るのではないか。
◆1月14日(木
NYダウ 7:06 31,060.47 -8.22 -0.03%
ナスダック総合 7:15 13,128.95 +56.52 +0.43%
日経平均株価 14:56 28,725.27 +268.68 +0.94%
TOPIX 15:00 1,873.28 +8.88 +0.48%
米国株
長期金利の下落でハイテク株が復活。金融・エネルギーが下がる。トランプ弾劾2回目は彼の任期中実施できないのであまり話題にならないが警戒感は若干あるようにも。現地14日夕方に発表されるバイデン次期大統領の経済対策プランへの期待感あり。
GAFAMは堅調。CEOが交代したインテルが大幅高。
ベージュブック。経済活動は控えめなペースで拡大しているものの、地区によりばらつき、と報告。ワクチン期待で高まる経済復興も変異種拡大で冷や水。
消費者物価指数は1.3%で3か月連続で横這い。
ターゲット、ネット通販の売り上げが2倍に。
ワクチンの接種ペースが遅い。2020年末までに2000万人に接種目標は大きく下回った。経済回復期待が現実的になればなるほど、グロースから景気敏感株へシフトする流れが加速するだろう。
Fear & Greed は70.
20210114-04FearGreed
このまま横這いになってもらいたいが、そうはいかなそう。
分割ローンプログラムのIPO $AFRMの初日の様子。
お昼手前まで値がつかず上昇。90.90で開始。公募価格の2倍?
20210114-03AFRM
上昇は30分。だいたいの傾向。
日本株
裁定売り残の買戻しが日経平均の上昇に大きく寄与した可能性。
20210114-10
コールオプションの残額
20210114-11
また売り残が増えてくるから、上値が重くなるかもしれない。
◆1月15日(金
米国株
追加経済対策が大規模になりそうだ、という観測から長期金利が大きく上昇。ハイテク株が軟調に。バイデンプランは1.5兆ドル。1400ドルの現金給付、失業保険給付期間の延長など。なんでもあげちゃう。
FRBパウエル議長講演。資産購入額の縮小(出口戦略)は「口に出すことさえ時期尚早」と、近い時期の利上げの実施を否定した。資産買い入れの減額はFRB理事たちが言及していたが、議長がそれを消す発言。ハト派とタカ派でうまく役割分担しているのがわかる。
新規失業保険申請者数 市場予想より大幅に悪化。
継続受給者数も同じく。
年末年始にかけて日米相場は低PER株の物色が起こり、高PER株が頭打ちになった。割高株への追加投資の材料が尽きてきているのではないか、という見方。
20210115-20
市場におけるテクノロジー株の超過リターンが、ITバブルと同水準に上昇している。
20210115-21
過熱感は顕著で一定の調整が起こる地合いに来ているかもしれない。
銘柄物色でキモになるのは、銘柄成長予測。これが高いところにPER関係なく投資すると、、高成長予想銘柄の伸びが明らか(日本株の過去3年のデータに基づく)。
20210115-22
精密や情報通信はまだねらい目あり。アメリカも同じかも。
昨年の株高は、実質金利低下が株高のエンジンになった。
20210115-23
株のバリュエーションが押し上げられた
低下はかなりいいところまで来ているので、さらに支援材料にはならないかもしれない。コロナ後の経済状況への予想。国別の立ち直り方と経済の連動性がテーマになるだろう。
20210115-24
各国の相場見通し。ユーロ圏が高く、日本が低い
◆1月18日(月
米国株
現地時間14日夕方、バイデン新大統領候補1.9兆ドルの経済対策案を発表。1200ドル→1400ドルに増額された小切手配布などコロナウイルス救済を中心に、12月に議会が可決した9000億ドルのパッケージに含まれる条項に追加する多数アイデアを盛り込んだもの。市場の期待通りの内容だったものの、とくにサプライズがないようにも。材料出尽くしで売り。
ダウナスは下落。木曜日に上がって金曜日に落とされるのは先週も同じ。
Nasdaq&S&P 500は1週間で1.5%引き下げられ、ラッセル2000は1.5%の上昇でアウトパフォームした。
S&P 500は連続新高値日を記録するが、21日線でサポートが見つかった。
20210118-02Russel
chart by @TMLTrader
気になる指数。VIX指数。連続下落で少しアップ。
ただ、チャートを見ると、下値を切り上げてきていて、上下のトレンドラインが交差するであろう来週末にかけて神経質な展開かもしれない。
20210116-03VIX
新規IPO。$DRVN 自動車修理の全国展開。SaaSのようなハイテク系ではないので、いくらインフルエンサーが「10バガー候補だ!」と叫んでもゆるすぎると思ったので、買い向かわなかった。しばらく下がって、を待つ。
◆1月19日(火
日経平均株価 1/19 28,633.46 +391.25 +1.39%
TOPIX 1/19 1,855.84 +10.35 +0.56%
米国株
キング牧師誕生日のためお休み
連休明けから決算発表が本格化。
ガイダンスベースか。
日本時間夕方にまとめた。
外人部隊がここ2日つぶやく銘柄トップ15(上下ブレイク突破後かまわず)
$SPY
$APPS
$ZM
$QQQ
$PLTR
$XPEV
$U
$FUBO
$ZI
$YETI
$YALA
$TTD
$TENB
$SQ
$PDD
◆1月20日(水
NYダウ 7:06 30,930.52 +116.26 +0.38%
ナスダック総合 7:15 13,197.18 +198.68 +1.53%
日経平均株価 15:15 28,523.26 -110.2 -0.38%
TOPIX 15:00 1,849.58 -6.26 -0.34%
米国株
次の財務長官に指名されているイエメン元FRB議長が記者会見で追加経済対策をさらに充実していく、という内容の発表を受けてダウは高値スタートも寄り天状態。プラスで引けたが。ナスダック。投資判断アップのFBが伸びるなど、徐々に上昇していく。
大統領就任式典。州兵25000人が導入される。州兵の身辺調査も行われ、ミリシアという極右勢力にかかわっているとされる12人が任務を解かれた。日本時間21日午前2時に就任。バイデンの支持率は67%でオバマ、ブッシュを下回り、大統領選に不正があったと考えている人は3割を超えているという。
◆1月21日(木
米国株
米大統領就任式。バイデン新大統領誕生の日の相場は3指数そろって堅調。ネットフリックスの決算が好調だったのにサプライズ要素。アリババ会長が3か月近く公の場に出てこなかったが登場したことで株価が反発。
EV関連が利確売りでボコボコ。エネルギーは大丈夫。金融まちまち。低位株物色が続いている印象。
◆1月22日(金
NYダウ 7:02 31,176.01 -12.37 -0.04%
ナスダック総合 7:15 13,530.91 +73.67 +0.55%
日経平均株価 15:15 28,631.45 -125.41 -0.44%
TOPIX 15:00 1,856.64 -4 -0.21%
米国株
Fear & Greed は 72 に上昇。
日本市場。下落
日経平均が前日に終値ベースで1990年8月以来の高値を付けたことから、きょうは高値警戒感から利益確定売りが優勢となった。売り一巡後はやや下げ幅を縮小したが、来週以降に本格化する企業の決算発表をにらみ、様子見ムードが広がった。
◆1月23日(土
米国株
売り豚踏み上げの1日。NASDAQがいったん下がってプラスに転じたことも寄与。
$GME 「人生で見たことがない踏み上げ by ジムクレイマー」もともとの持ち株 $PLTR も25%の上昇。
ストップ高がない米国株
◆1月25日(月
NYダウ 1/23 30,996.98 -179.03 -0.57%
ナスダック総合 1/23 13,543.06 +12.15 +0.09%
日経平均株価 15:15 28,822.29 +190.84 +0.67%
TOPIX 15:00 1,862 +5.36 +0.29%
日本市場は上昇。給料日。
◆1月26日(火
下がって上がるナスダック。下がってしまったダウ&SP500。バイデンの新追加経済対策思惑がマイナス方向。大きく窓開けて始まったが、それを埋める下げが一日の中で起こり、気が付くと始値よりも下で終わる陰線十字線型の引け方が多く後味が悪い。ミネ氏も「積極的に買う場面ではない」として新規の新高値銘柄のツイートがなくなった。 $TSLA $PLTR など前回高値圏で引けたが上昇幅比ではパフォーマンスは悪い
$AAPL は特にそう感じる。決算結果を見極めたい筋とのシーソーゲームに見えた。
$GME の仕手戦はどうなったか。オプションのガンマスクイーズが起こり、売り方のさらなる踏み上げ相場。利確筋とホールド筋の押し合いは、利確筋に軍配か。私は早々に撤退。15分足は壮絶な流れだった
20210126-01GME15min
◆1月27日(水)
FOMC声明。経済活動と雇用の回復ペースがここ数カ月で鈍化したとの認識を示し、感染拡大で最も大きな痛手を受けた部門に脆弱性が集中していると指摘。コロナを巡る危機が引き続き経済活動、雇用、インフレの重しになり、経済見通しに対する大きなリスクになると表明した。米国内でコロナワクチン展開が遅れいるなどの不安を加速させる要素から、明確なリスクオフ相場となった。
個別主要銘柄の決算発表つづく。
$TSLA EPSでコケる
$MSFT 全勝も時間外で下落
$AAPL 全勝も時間外では拮抗
FRBの一段と慎重なメッセージがドルの下支えになった。FRBが最近の回復ペースの減速を指摘したことで、短期的な見通しに対する懸念が強まっている」と述べた。
◆1月28日(木)
NYダウ 6:53 30,303.17 -633.87 -2.05%
ナスダック総合 7:15 13,270.6 -355.47 -2.61%
日経平均株価 15:15 28,197.42 -437.79 -1.53% — 28,169.27 28,360.48 27,975.85
TOPIX 15:00 1,838.85 -21.22 -1.14%
米国株
$GMEのスクイーズ仕手戦の影響で、敗退したヘッジファンドの相殺売りなどで指数が下落した印象。
主要銘柄の決算発表続くが、好決算期待で上昇していたものが多く、いい内容が出てもサプライズを取れるほどのものでないと市場は満足せず、結局時間外取引で下がっていくものばかり。
Fear&Greed 指数は40に悪化
20210128-02FearGreed
VIX指数は一時37まで上昇。
◆1月29日(金)
値上がり314/値下がり1834/変わらず43
・新高値41/新安値9
・出来高 15億7635万株
・売買代金 3兆2329億円
米国株
全戻し相場。きのう書いたとおり、機関投資家の $GME 対策リバランス下げ相場の巻き戻し。今度は $GME を売買停止措置にするところ多数出てきてWallstreetbet銘柄(PLTR AMC BB NOK SPCE BBBY等)を持つ個人投資家の手じまいと損切りの嵐。
米国市場は単純な流動性相場で、どこの決算がどうのとかではなく、どいつがどれくらい持っているか、というチェック相場。$GMEでボコボコにされた機関投資家たちは、その損失を埋めるためにポートフォリオで含み益にあった銘柄を
①この先対して伸びないだろうから売る
②平均的に含み益銘柄を削る
③損した分だけ含み益銘柄を削る
④とにかく全部手じまいする
のどれかをチョイスし、決まった順に売っていくと思われる。
VIX指数は30.2まで改善
Fear&Greed指数は36まで悪化←ん?
日本株
米株市場混乱への警戒感から時間外取引での米株先物が急落した流れに連れ安する展開。個人投資家の投機的売買で急騰したゲームストップが一転、急落。ロビンフッドなどオンライン証券が、株価が急伸していた銘柄の取引を制限し売買が抑制された。しかしこれが踏み上げ相場で巨額損失を生んだヘッジファンド擁護の動き、として米国の個人投資家が猛反発し、デモや抗議行動が増え米上院が公聴会を開く動きにつながっている模様。米国株の時間外取引ではそれを受けて株式市場の不安定さを警戒し、先物が急落。日本市場でもその動きに倣って下落が続いた。
ロビンフッドはゲームストップ株を条件付きで売買を再開する、と発表したが、取引停止の根拠がわからない。